【未発売のゲームをピックアップ】 Pathbreakers: Roaming Blades(パスブレイカーズ:ローミング・ブレイド)|傭兵団で旅するオープンワールドSRPG

ゲーム紹介

『Fell Seal: Arbiter’s Mark』のスタッフが手がける新作タクティカルRPG、『Pathbreakers: Roaming Blades(パスブレイカーズ:ローミング・ブレイド)』が本格的に動き出してきた感じ。中世ファンタジー世界の島を舞台に、傭兵団を率いて世界を放浪する“傭兵シミュ×オープンワールドSRPG”っていう、戦術ガチ勢にも物語勢にも刺さりそうなやつ。しかも日本語フル対応予定で、パブリッシャーは『Xenonauts 2』『Old World』でおなじみのHooded Horse。まだリリース前だけど、今のうちに世界観とシステムをチェックして、ウィッシュリストに放り込んでおこ。

基本情報

項目内容
ゲームタイトルPathbreakers: Roaming Blades(パスブレイカーズ:ローミング・ブレイド)
デベロッパー6 Eyes Studio
パブリッシャーHooded Horse
ジャンルターン制タクティカルRPG/オープンワールドSRPG
発売形態PC向け(Steam)早期アクセス予定
発売日Coming soon(具体的な日付は未発表)
対応言語日本語を含む16言語
価格未定

どんなゲーム?

舞台は、Stormtossed Isle(ストームトスト・アイル)と呼ばれる中世ファンタジー世界の島。プレイヤーは一介の傭兵団長としてスタートして、仲間を雇い、鍛え、装備を整えながら、危険だらけの島を旅していく感じ。メインはタクティカルバトルなんだけど、街での商売や探索、契約の選び方によって会社の評判が変わっていく“傭兵団経営シム”要素もガッツリ入ってる。

ワールドマップは自動生成。毎回違う地形・街・ダンジョン・敵・イベントが用意されるから、「一周クリアしたら終わり」じゃなくて、何度も新しいキャンペーンを回して遊ぶタイプ。契約を受けて戦場に出てもいいし、交易品を仕入れて安く買って高く売る商売人プレイもアリ。未知のダンジョンを踏破して地図に名前を刻む、完全探検家ロールもいける。

戦闘はヘックスグリッドのターン制バトル。最大8人まで部隊を出撃させて戦うから、少数精鋭で一気に殲滅するか、タンク・ヒーラー・サポート・アタッカーをしっかり役割分担してじわじわ攻めるか、編成の組み方でプレイフィールが結構変わりそう。人間系の敵だけじゃなく、雪原を駆ける獣人っぽいモンスターや、植物ベースのサラマンダー、地獄犬みたいなビーストまで、かなりバリエーション豊富な敵が用意されてる。

キャラクター育成もけっこうガチ寄り。傭兵たちは8種類の基本クラスからスタートして、それぞれが2つの上位クラスに分岐。クラスごとにスキルツリーが用意されていて、ジョブコンボやシナジーを考えながらビルドを組むタイプのゲーム。さらにキャラごとにバックグラウンドや特性(トレイト)が設定されてて、それで得意・不得意やロールが変わるから、「この子は前衛タンク兼デバッファーにしよう」「この子は支援しつつ仕留め役もやらせよう」みたいな妄想が止まらないやつ。

キャンペーンのスタート地点になる“オリジン”も多数用意されてて、固有のストーリーやイベントを持つキャラを選んでもいいし、自分でキャラを作って遊ぶこともできる。オリジンごとに目標や得意分野が違うから、周回するたびに別の物語になっていくのもポイント。

コミュニティの反応は?

まだリリース前でSteamのユーザーレビューは付いてないんだけど、発表と同時に海外メディアやタクティカルRPG勢はかなり盛り上がってる。『Battle Brothers』+『Final Fantasy Tactics』的なノリの“傭兵団シミュ×がっつり戦術”っていう組み合わせに、ときめいた人が多い感じ。

海外メディアの記事だと、「Battle Brothersの中毒性のあるループに、美しいドット絵とファンタジー要素を足したような作品」「Stormtossed Isleを旅する、傭兵団経営&オープンワールドRPG」といった紹介が多め。パブリッシャーが『Xenonauts 2』や『Old World』を出しているHooded Horseってこともあって、「また渋いタクティカルの有力株きたな」と期待値高めな雰囲気。

RedditやSteamコミュニティだと、『Fell Seal』ファンが「次はオープンワールドで傭兵シミュとか最高」「Battle Brothers系を、もう少しJRPG寄りのビジュアルで遊べるのうれしい」と前向きな声を上げてる印象。一方で、「パーティ人数8人のバトルはテンポ大丈夫かな?」「Fell Sealよりカッチリしたシナリオ性は薄くなりそう?」みたいな、遊び心地に関する不安も少しは出てる。

ただ、開発の6 Eyes Studio自身がかなり丁寧に開発状況を共有していて、「時間はかかってもクオリティを優先する」「サンドボックス寄りの構造だから、バランス調整とテストプレイに時間をかけたい」というスタンスを明言してる。なので、長く遊べる箱庭タクティカルをじっくり作り込んでいる途中っていうイメージで見ておくと良き。

オススメや期待ポイント

傭兵団シミュとオープンワールドの組み合わせ

契約を受けて人助けしたり、逆にかなりグレーな依頼をこなしたり、貿易で一山当てたり、ダンジョンで命がけの一攫千金を狙ったり……。どの稼ぎ方・どの生き方を選ぶかが、そのまま自分の傭兵団の物語になるタイプのゲーム。一本道シナリオじゃなくて、「今日はこっちの街を目指そう」「このダンジョン、今の装備で行くのはさすがに無茶かな」って自分で判断していく感じが、好きな人にはドハマりしそう。

クラスビルド沼とロスター管理

8種類の基本クラス×それぞれ2つの上位クラス×スキルツリー+バックグラウンド+トレイト、という組み合わせで、ビルドの幅はかなり広め。前衛を固くするか、状態異常でじわじわ削るか、範囲魔法で一掃するか、みたいな“勝ちパターン”を自分で組み立てていくのが好きな人に向いてる。ロスター(傭兵団のメンバーリスト)も多めに抱えられるっぽいので、「この周は魔法寄せ」「次は重装歩兵多め」みたいに遊び方を変えていけるのもおいしいところ。

自動生成ワールドで毎回違うキャンペーン

オープンワールドの地形、ダンジョン、戦闘マップ、イベントの多くが自動生成だから、同じルートをなぞるだけの周回にはならなそう。危険度が高いエリアに踏み込めばリターンも大きいし、安全圏でコツコツ稼ぐか、リスク上等で賭けに出るか、そのへんの判断もプレイヤー次第。ローグライク的な“毎回違う旅”が好きな人にはかなり相性良さげ。

公式MODサポートでいじり放題

最初からSteamワークショップ対応+マップエディタ+スペルエディタ+JSON形式のデータファイルと、完全に「いじってどうぞ」な構成。クラスやスキル、敵や言語を追加できるように作られているので、バニラを遊び尽くした後も、コミュニティ製MODで長く遊べそう。Hooded Horse系のタイトルはMODコミュニティが盛り上がりがちなので、ここは個人的にもかなり期待してるポイント。

日本語フル対応で物語も楽しみやすい

対応言語一覧にしっかり日本語が入っていて、UI・字幕は日本語に対応予定。戦闘システムがヘビーなゲームほど、日本語UIがあると疲れ方がだいぶ違うので、この時点で日本のタクティカル勢にはかなりありがたい。『Fell Seal』も物語とキャラが良かったし、今回もローカライズ込みでじっくり世界観を味わえそう。

早期アクセスで育っていくタイプの作品

本作は最初にSteam早期アクセスで登場予定。リリース直後から完成版レベルのボリュームを期待するというより、アップデートやフィードバックを通じて少しずつ育っていくタイプの作品になりそう。バランス調整や新クラス追加、イベントの拡充なんかを追いかけるのが好きな人は、早期から参加するとお祭り感込みで楽しめそう。逆に「完全版まで待ちたい」タイプの人は、正式リリースのタイミングを待つのもアリ。

まとめ

『Pathbreakers: Roaming Blades』は、『Fell Seal: Arbiter’s Mark』の開発陣が、今度は傭兵団シミュとオープンワールドを正面から混ぜてきた意欲作。最大8人パーティでのヘックスバトルと、クラスビルド沼×自動生成ワールド×傭兵団経営という、時間が溶ける要素がぎゅっと詰まってる。

まだリリース日は見えてないけど、日本語対応+Hooded Horseパブリッシュという時点で、タクティカルRPG好きとしてはかなり期待値高め。Battle BrothersやWartalesみたいな“傭兵団で世界を食っていく”タイプのゲームが好きな人、あるいは『Fell Seal』で6 Eyes Studioを信頼してる人は、とりあえずウィッシュリストに入れて続報待ちコースで良き。

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