【ゲーム紹介】ざこのあひる|落ちた?ざこは地面がお似合い♡| 激ムズ登山アクション

ゲーム紹介

「ざこのあひる」は、生意気メスガキ・須垣メアリーに「ざ~こ♡」と煽られながら、クセのあるあひるのおもちゃで山頂を目指す超高難易度の登山アクション。回転とジャンプだけのシンプル操作なのに、一手ミスると奈落まで転げ落ちるスパルタ仕様。『Getting Over It』系のイライラゲーが好きな人も、メスガキボイスに刺さる人も、どっちもドM心をがっつり試される一本。

基本情報

項目内容
ゲームタイトルざこのあひる(ZAKO NO AHIRU)
デベロッパーFUファイターズ
パブリッシャーPhoenixx Inc.
ジャンル高難易度2Dプラットフォーム / 登山アクション
発売日2025年11月21日
対応言語日本語 / 英語 / 中国語(簡体字・繁体字)※フルボイス対応
価格(Steam定価)980円(税込)

どんなゲーム?

舞台は、とあるプレイヤーの部屋。お隣に住んでる少女・須垣メアリーが「超ムズいってウワサのゲーム持ってきた~」みたいなノリで最新激ムズゲーム『ZAKO NO AHIRU』を押しつけてくるところから物語スタート。プレイヤーはテレビの前でコントローラーを握り、メアリーは横でじっと見ながら、ひたすら口撃してくる構図。

ゲームの中で操作するのは、黄色いあひるのおもちゃ。左スティックでぐるっと回転させて、ボタンを押すとクチから水を「プゥ~」って噴射、その反動でステージを飛び回るシステム。クチの向きとは逆方向に吹っ飛ぶから、右に進みたいならクチを左に向けて水を吐く必要がある感じ。ここがまず直感とズレるポイント。

しかもジャンプするたびに水ゲージを消費して、ゼロになると容赦なくやり直し。ギリギリの残量で攻めるか、手堅く水を温存するか、プレイヤーの欲望がモロに出るバランス。さらに最大5段ジャンプを駆使すれば、ショートカットで一気に高度を稼げるけど、失敗するとごっそり下まで落ちるチキンレース状態。

ステージ構成は、細い足場や凹凸だらけの崖、あひるの軽さと慣性をこれでもかといじわるしてくるギミックだらけ。ほんの少し飛び出しすぎただけで、さっきまで登ってきたルートを逆走して転げ落ちる。メカニクス自体はシンプルだけど、物理のクセとカメラの見え方を身体で覚えていくタイプの“精密アクション”寄り。

そして何より特徴的なのが、画面端でこっちを見ているメアリーの存在。プレイ状況に合わせて、フルボイスのセリフがばんばん飛んでくる。「それはないでしょ~」「今のはド下手すぎw」みたいな煽りから、たまーに漏れるデレっぽい一言まで、テンション高めでしゃべり続けるのがこのゲームの味。

コミュニティの反応は?

リリース直後の時点で、Steam全体レビューは「非常に好評」で、64件中62件が好評というかなりの好スタート。タグも かわいい / アニメ / 高難度 / マルチエンド / ダークユーモア みたいなワードが並んでいて、「見た目はポップだけど中身はガチ難度&ブラックユーモア寄り」って雰囲気がそのまま伝わってくる。

海外メディアだと、Bleeding Cool が「クセのあるクライミング・プラットフォーマー」として紹介しつつ、水噴射ジャンプとラバーダックの挙動、1000種以上のボイス、7つの“夢みたいな”エンディングを推しポイントに挙げてる感じ。

Redditでも、日本のニュースを拾うサブで「メスガキにフルボイスで煽られる激ムズ山登り」としてちょっとした話題に。コメント欄では「こういうの絶対刺さる人には刺さる」「脚力いじりの煽りセリフが欲しい」みたいなノリで盛り上がっていて、コンセプト段階から“分かる人向け”タイトルとして注目されてた空気ある。

もちろん、こういう“イライラ登山+終始煽り”スタイルなので、人を選ぶ匂いも強め。高難度アクションそのものが苦手な人や、暴言寄りのセリフがどうしてもダメな人には、レビュー全体の雰囲気を見てから触るほうが安心かも。

オススメや期待ポイント

まず一番のフックは、須垣メアリーのフルボイス演技。公式情報だと、状況に応じて再生されるセリフが1000種類以上、全7種のエンディングも含めてかなりのボリュームが仕込まれてる構成。単なる罵倒だけじゃなく、プレイ内容に合わせて「イライラWアタック」してきたり、頑張りをちょっと認めるツンデレ寄りのセリフを差し込んできたり、とにかく“かまってくるキャラ”としての密度が高い。

ゲームプレイ面では、「回転+水ジャンプ+水ゲージ管理+5段ジャンプ」の組み合わせが、いわゆる『Getting Over It』や『Jump King』系とは違う手触りを生んでる。あひるの形状と軽さのせいで思った以上にくるくる回るし、ジャンプ入力の強さやタイミングで軌道がかなり変わるから、慣れるまでのカオスっぷりも含めて、このゲームだけの“気持ちよさゾーン”が用意されてる感じ。

エンディングが7種類用意されている点もポイント。いずれも“夢オチ”的なシチュエーションで、それぞれ違うご褒美イベントが見られる構成。クリア後にはより高難度のステージが解禁される要素も用意されていて、一度ゴールしたあとも、自分の限界タイムを詰めたり、全エンド回収を目指したりと、やり込み先がしっかり用意されてるタイプ。

あと地味にうれしいのが、「どうしても心が折れそうな人向け」の救済として用意されている“強制レスキュー”的な仕掛け。押すとこれまでの努力や達成感が台無しになるような、禁断のボタン扱いになっていて、そこを含めてメアリーのセリフが揺さぶってくる。自分のメンタルと相談しながら、「今日はここまで」「いや、もう一段だけ攻めるか」を決めていく時間も、このゲームの醍醐味になりそう。

精密アクションの修行をしながら、横からずっとメスガキに構ってもらえるゲームって、かなりニッチだけど唯一無二。高難易度アクションとキャラゲー、両方好きな人にはかなり刺さる組み合わせ。

まとめ

「ざこのあひる」は、あひるのおもちゃをふわふわ飛ばしながら崖を登る“物理イライラゲー”と、生意気メスガキによるフルボイス煽りを融合させた、かなり攻めたコンセプトのインディー作品。Steamレビューの初動も好調で、「ドM登山ゲー」「メスガキボイスゲー」のどっちの文脈から入っても、しっかり心を折りにくる作りになってる。

一方で、ゲームとしてはかなり本気の高難度だから、「ちょっとカジュアルに癒やされたい」系の気分のときよりは、ガチで集中して壁にぶつかる日向け。暴言寄りのセリフや、何度も同じ場所から落ちる展開も多いので、そのへんも含めて楽しめる余裕があるときに触ると、より“わかってる遊び”になるはず。

「登る系イライラアクションが好き」「メスガキに罵られながらゲームしたい」「一回のクリアじゃ終われないタイプのインディーが欲しい」って人は、ウィッシュリスト候補ど真ん中の一本。自分のメンタルがどこまで持つか、ぜひメアリーちゃんに試してもらおう。

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