【ゲーム紹介】Classic Marathon|Mac発の名作SFシューターが無料復活

ゲーム紹介

Mac発の伝説級FPS『Marathon』が、コミュニティ主導の復刻版『Classic Marathon』として現行PCで遊べるようになったよ。舞台はタウ・セティ宙域の植民船UESC Marathon。無名のセキュリティオフィサーとして侵入エイリアンを迎え撃つ、テキスト端末の濃密なログとAIの“暴走(ランパント)”ドラマが刺さる一本。しかも無料。気軽に銀河の古典へダイブしよ。

基本情報

項目内容
ゲームタイトルClassic Marathon
デベロッパーAleph One Developers
パブリッシャーAleph One Developers
ジャンルアクション / FPS
発売日2024年5月10日
対応言語英語(日本語は未サポート)
価格(定価)無料

どんなゲーム?

『Classic Marathon』は1994年にBungieがMac向けに出した元祖SFシューター『Marathon』の現行機向け復刻版。オリジナルのデータをAleph Oneエンジンで動かしつつ、ワイドスクリーンHUD、3Dフィルタ/遠近、ポジショナルオーディオ、60fps超の補間といった任意の快適化オプションが使えるのが嬉しい。操作は軽快なブーマー系で、キーボード移動+マウスのフリールックが基本。セーブは“パターンバッファ”を探して行うクラシック方式だから、緊張感もしっかり。

舞台は西暦2794年、タウ・セティの第4惑星を周回する巨大植民船UESC Marathon。プレイヤーは船の保安要員として、エイリアンの強襲に対処していく。物語は艦内端末で読むテキストが中心で、船のAI——ルイーラ(Leela)、デュランダル(Durandal)、タイコ(Tycho)——とのやり取りが濃い。敵対勢力は昆虫系知的種族Pfhorと、その支配下にあるサイボーグ化されたS’pht。ターミナルの断章から真相が少しずつ見える感じが、今遊んでも抜群にエモい。

マルチはオンライン/LANでの対戦・協力に対応。実績やワークショップもあるから、コミュニティ製の追加シナリオや設定いじりで長く遊べるのもポイント。

コミュニティの反応は?

Steamの評価は「非常に好評」。無料で“正史の空気”をそのまま味わえる点、端末ログ主体の硬派なストーリーテリング、そしてワイドスクリーンHUDや60fps補間など控えめだけど効く快適化が高く評価されてる印象。マルチのネット対応(クロスプラットフォーム)や実績対応も歓迎ムード。

一方で、「英語のみ」であること、オートセーブがなくパターンバッファ依存な設計、スイッチ探しや迷宮的レベルで詰まりやすい点は古典ゆえのハードルとして語られがち。とはいえ有志による日本語化手順の情報も出回ってて、挑戦する価値は十分だと思うよ。

オススメや期待ポイント

  • 無料で“本物”に触れられる:オリジナル資産をそのまま使う復刻。FPS史を地続きで体験できるのが最高。
  • AIドラマが熱い:デュランダルの“ランパント”ぶりと、Leela/ Tychoとの知能バトルが名物。端末を読むのが楽しいゲームは希少。
  • 軽快&堅牢な手触り:フリールック、モーションセンサー、シールド/酸素チャージなど、90年代設計の妙が今も活きてる。
  • 現代向けの適度な快適化:ワイドHUDや60fps補間は“雰囲気を壊さない”範囲で効く。まずは素の描画→必要に応じてONがオススメ。
  • マルチ&ワークショップ:仲間内でデスマッチ、コミュニティ製コンテンツで延々と遊べる。

まとめ

古典FPSの“教科書”みたいな一本を、いま無料で、しかも気楽にプレイできる時代になったのがうれしい。英語UIやクラシックな難路はあるけど、それ込みで味わうからこそ『Marathon』。端末を読み、スイッチを探し、エイリアンを沈め、AIの囁きを追いかける——その体験は今も鮮烈。まずは素の設定で数ステージ、合わなきゃ快適化を足しながら進めてみて。続編の『Classic Marathon 2: Durandal』『Classic Marathon Infinity』まで走り抜ければ、90年代Bungieの思考がきっと見えてくるはず。

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