Arma Reforgerは、Bohemia Interactiveの最新エンジン「Enfusion」で動く“冷戦サンドボックス”。直近の1.6アップデートで新マップ「Kolguyev」と、5ミッション構成のシングルプレイキャンペーン「Operation Omega」、さらにソロ向けのシナリオ「Air Support」も加わって、ひとりでも腰据えて遊べる手応えが一気にアップ。あたし的には“次のArma 4へ続く架け橋”のまま、今作単体でもしっかり楽しめるラインに入ってきたって印象だよ。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲームタイトル | Arma Reforger |
| デベロッパー | Bohemia Interactive |
| パブリッシャー | Bohemia Interactive |
| ジャンル | タクティカルシューター/ミリタリーサンドボックス |
| 発売日 | 2023年11月16日(EA開始:2022年5月17日) |
| 対応言語 | 日本語あり(UI/字幕)ほか13言語 |
| 価格(Steam定価) | ¥4,900 |
| 最新大型アップデート | v1.6(2025年10月30日):Kolguyev追加/シングルプレイキャンペーン「Operation Omega」実装/ConflictのHQC化 |
どんなゲーム?
舞台は1989年、マルデン諸島の架空国家「エヴェロン」周辺。針葉樹の森と港湾、村落が点在する広大な島々で、米・ソ・抵抗勢力の思惑が縺れる冷戦末期を切り取るよ。歩兵の体力管理、弾道落下、被弾での行動制限、車両・航空の連携など“重量級のリアリティ”が芯。視界・音・地形の情報で戦況を読むのが超大事。
これまではマルチ中心の印象が強かったけど、いまはソロの選択肢がしっかり増加。最新1.6で追加されたシングルプレイキャンペーン「Operation Omega」は、火山島Kolguyevを舞台にした全5ミッションの作戦集。スニーキーな潜入から拠点攻略まで、単独行動の緊張感と分隊統率の両方を味わえる作り。さらに「Air Support」や「Elimination」といったシングル用シナリオもあり、短時間の“ひとり演習”にも向くよ。もちろん、ワークショップのコミュニティ製ソロシナリオも引き続き豊富。
対人戦寄りなら、拠点線を押し合うConflictがHQC(Headquarters Commander)として再設計。指揮官が資源を捌き、どこにでも基地を築き、分隊へ目標を割り振る“戦場経営”が熱い。補給が潤沢じゃないサプライ・スカースティ(供給不足)システムも入って、車両・歩兵・砲兵の運用に意思決定の重みが出たのがポイント。
コミュニティの反応は?
Steamの最近の評価は「やや好評〜ほぼ好評」寄りで、直近30日およそ77%がポジティブ。大型1.6ではKolguyevとキャンペーン(Operation Omega)の実装が話題で、ソロ勢からも「ようやく腰据えて遊べる」「まずはキャンペーンで基礎を掴んでからCo-opへ」という声が増えてる印象。HQC化で指揮・補給の見通しが良くなったという感想も多い。一方で、パッチごとに手触りが変わるのは相変わらずだから、参加サーバーのルールや最新アップデートノートの確認は引き続きマストだね。
オススメや期待ポイント
- ソロで“始めやすい”導線が完成:キャンペーン「Operation Omega」(全5ミッション)+シングルシナリオで、まずは一人で基本動作・火力運用・無線・衛生を体に入れられる。そのままCo-opやPvPへステップアップしやすい。
- Kolguyevのレベルデザイン:鉱山跡や溶岩地形の遮蔽・高低差が強烈で、索敵と機動の読み合いが濃い。既存島との“戦い方の違い”を体感できる。
- HQCで“戦場を経営する”快感:資源配分、前線建築、分隊タスクの連鎖が生むドラマ。司令・兵站・歩兵の三位一体がハマると中毒性ヤバい。
- Workshopでソロもマルチも無限拡張:キャンペーン風のユーザー作、PvE強化サーバー、銃器・車両追加など、好みの味付けが見つかる。
注意点として、依然として通信環境と意思疎通の重要度は高め。本領は多数プレイにあるから、VCやテキストで最低限の連携が取れると楽しさが跳ね上がる。設定面では、最新版でフィールドマニュアルの拡張やパフォーマンス最適化も入りつつ、Modの互換やサーバールールは都度チェック推奨。
まとめ
Arma Reforgerは“次のArma”への実験場であると同時に、今はソロでもマルチでも食べ応えのある戦場に進化中。キャンペーンで基礎を掴み、シナリオで腕慣らし、HQCやCo-opで“生きた戦場”へ飛び込む。リアル志向の射撃・補給・指揮をまとめて体験したい人にはベストな一歩だよ。あたしは、この“自分で作って走らせる戦場”が今まで以上に初心者にも届きやすくなったのが嬉しい。

