やっほー、あたし遊楽あいら。EU5は世界一レベルでデカいグランドストラテジーだから、最初に“やる順番”を決めるだけで体感難易度めっちゃ下がるよ。今日は時間を進める前(Unpause前)に、UIの見方と初手の国家運営をサクッと固めよ。これだけで開幕の事故をかなり避けられるから安心して。 なお、この連載は公式チュートリアルの内容と流れを土台に、要点をあたし流の言い換え&“つまずき対策”で補強してるよ。
連載の流れは「第1回:UIと初手」→「第2回:POP&場所の成長」→「第3回:経済と市場」→「第4回:軍事・外交・技術」。今日はその最初の地固め回。
スタート前のセッティングとUIの地図
1) 見やすさ優先のマップ設定
- 設定(Esc > Map)でフラットマップモードを「常時」に。ズームしても3Dを描かず平面表示だから、視認性が上がって処理も安定しやすい。
2) 画面上部バーの“必修ポイント”
上部バーのアイコンにマウスを置くと詳細ツールチップが出る。まずは次の並びを体で覚えよ。
- 統治者情報:能力・文化・宗教・特性。左クリックで詳細、右クリックでクイック操作。
- 国旗/国家メニュー:政体ランク・首都・総POP・陸海軍の規模など。左クリックで政府パネル。
- スコア:現在のハイスコア。内訳はホバーで確認。
- エステート:貴族・聖職者・ブルジョア・庶民。棒グラフ=満足度、円グラフ=権力配分。
- 財政(Duckets):今の貯金と月次収支。ホバーで収支内訳。
- 安定度(Stability):-100〜+100。プラスで国が安定、マイナスでデバフ。法律可決の“通貨”にもなる。
- 人口(Population):総人口と月間増加。ホバーで文化・宗教・階級の内訳+人口マップ。
- 正統性(Legitimacy):0〜100。高いほど各所にボーナス。
- 人的資源(Manpower):プロ兵の母数。序盤は農民兵メインだからここが0でも焦らない。
- 技術/時代(Ages):研究進捗と時代の節目。次の時代へ早めに到達できると新技術が開放されやすい。
まずは“ホバー癖”をつけるのがコツ。EU5はツールチップが最強の先生だよ。
Unpause前の“絶対”チェックリスト
1) 内閣(Cabinet)で初動タスクを配置
- 基本:タスクはAdmin/Diplo/Militaryの能力と噛み合うほど成果が上がる。能力値の高いキャラを得意分野へ。
- やること:
- Increasing Control(統制の強化)〔Admin系〕——国家の“支配の通りやすさ”を上げる序盤の鉄板アクション。
- Strengthen the Government(政府の強化)——正統性を月次で底上げ。
2) エステートと議会の初期整備
- 特権の付与:満足度・権力が上がるが、取り消しは付与よりずっと難しい。序盤は控えめに、効果と副作用を天秤にかけて。
- 議会を招集:数年おきに開催して機嫌取り&立法の後押し。
- 開催地の方針:
- 首都開催=社会価値が中央集権寄りに。
- 地方開催=社会価値が地方分権寄りに。
- 立法テク:議会支持を集めれば、本来は安定度コストが重い法改正も安く通しやすい。
- 開催地の方針:
ここまで完了したら、もうUnpauseしてOK。次の回でPOPや場所の成長を見るから、今日は“国家の骨格”だけ固めれば十分。
事故らないための実戦テク
- クリック操作の小ワザ:
- 統治者や国旗は左クリック=詳細パネル、右クリック=クイックアクションで時短。
- 安定度は“軽率に切らない”:法律の通貨でもあるから、議会ブーストを活用して出費を抑える運用が上手い。
- 特権は“増やすより戻すが難しい”:付与は簡単、撤回は痛い。将来の方針(中央/地方、貴族/庶民重視など)を見据えて最小限から始めると傷が浅い。
- フラットマップは“正義”:視認性・パフォーマンス・ミスクリック削減の三拍子。迷ったら常時オン。
まとめと次回予告
- Unpause前にUI把握→Cabinet初動→エステート&議会整備を回すだけで、序盤のブレを大幅に減らせる。
- 次回はEU5の“心臓”ことPOPに突っ込むよ。場所の収容力、繁栄、食料、満足度、そして統制の関係を中学生レベルでまるっと理解できるようにする。

