第二次世界大戦を舞台にした作戦級ターン制ストラテジー。見た目はおしゃれで軽やかなのに、中身は“補給線と包囲”がすべてを決めるガチめの読み合いってところが最高! HQ(司令部)での補給や橋梁建設、偵察や破壊工作まで、ロジが噛み合った瞬間のカタルシスが気持ちよすぎ。難しそうに見えてUIがかなりわかりやすいから、作戦級デビューにもアリ。
基本情報
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| ゲームタイトル | Unity of Command II | 
| デベロッパー | 2×2 Games, Croteam | 
| パブリッシャー | 2×2 Games | 
| ジャンル | ターン制・作戦級・ウォーゲーム | 
| 発売日 | 2019年11月12日 | 
| 対応OS | Windows / macOS | 
| 対応言語 | 英語・日本語・ドイツ語・ロシア語・簡体字中国語 | 
| 価格(Steam定価) | 3,400円 | 
どんなゲーム?
第二次世界大戦の西側連合軍を中心に、師団規模の部隊を指揮して前線を押し上げる作戦級ストラテジー。六角形グリッド上で移動と戦闘を繰り返し、最重要は“補給”。敵の補給線を断って包囲壊滅を狙うのが基本ムーブだよ。今作ではHQ(司令部)がマップ上の実体として登場。HQから部隊の再編成や補充、緊急補給、トラック化での機動力アップ、橋の架設などの支援を飛ばせるのが気持ちいい。さらに霧(Fog of War)で敵の姿は見えにくく、偵察や捕虜確保で情報を集める“戦場の可視化”が超大事。劇場資産(Theater Assets)として空中偵察・爆撃・インフラ破壊・空輸補給なども使えるから、前線奥深くの攪乱もセットプレイに組み込みやすいの。
操作感はテンポの良いターン制。ユニットは視認性の高い3Dモデル、必要な情報がカードのようにまとまり、UIの読み取り負荷は低め。勝利条件はターン制限付きの目標占領が中心で、上達すると“いつ・どこで”切り込むかの判断がぐっと楽しくなるタイプだね。
コミュニティの反応は?
Steamでは総合“非常に好評”で、UIの分かりやすさと補給のゲーム性が好評。コミュニティでは「完璧スコア(いわゆる金評価)を狙うとパズルっぽい」という声もあって、ベストルート最適化を追い込む層と“雰囲気で勝つ”層で温度差が出る印象。難易度はキャンペーン後半でしっかり上がり、特定マップは歯応え十分。とはいえ作戦級の“読み切り”がハマる人にはかなり刺さる評価が多いよ。
オススメや期待ポイント
- 補給線×包囲の快感:線路やデポを切って敵を干上がらせる→一気に瓦解、の流れがキレイに決まるのが本作の醍醐味。ロジ好きにはご褒美。
 - HQの現場介入:緊急補給やトラック化、橋梁建設で“届かなかった一手”が届く。この1アクションで戦線が劇的に動くのが中毒性高い。
 - 霧と偵察の読み合い:索敵・捕虜化で情報を引き出し、敵の防御マーカーを剥がして突破口を作るプロセスが楽しい。
 - シナリオエディタ&Workshop:自作シナリオが共有できて寿命が延びる。公式DLCも東部戦線(バルバロッサ、クルスク、スターリングラード、ベルリン)や北アフリカ(デザート・フォックス/ラッツ)などで拡張され、遊び口は広め。
 - これから:アルデンヌ(’44)DLC情報もあり、末長く遊べる作戦盤として期待大。
 
まとめ
“派手な生産や外交はないけど、戦場の呼吸は全部ロジで決まる”——そんな作戦級の気持ちよさを、キリッとしたUIと軽快な操作で味わえる一作。日本語に対応してるからプレイしやすいのも良き。作戦級の入口を探してる君も、ベテランの君も、補給で勝つ快感をぜひ体験してみて。
  
  
  
  