新作ゲームピックアップ Solbrand|海底遺跡×神話×観察パズルADV

新作ゲームピックアップ

海の底って、ただの背景じゃないんだよね。『Solbrand(ソルブランド)』は、小型サブで沈んだウプサラ“Ullarakir”を調査して、断片(フラグメント)を超精密に“観察”し、北欧神話とローカル伝承が絡む謎をほどいていくアドベンチャー。ゆっくり燃える系のパズルADVだから、雰囲気重視でじっくり遊ぶのが好きな人に絶対刺さるはず。

基本情報

項目内容
ゲームタイトルSolbrand(ソルブランド)
デベロッパーDead People Dreaming(スウェーデン・ウプサラ)
パブリッシャーDead People Dreaming
プラットフォームPC(Steam)
ジャンルパズル・探索・アドベンチャー(Investigation)
発売日未定(TBA)
対応言語英語(UI/音声/字幕)/日本語は未対応
価格未発表
プレイ人数シングルプレイヤー

どんなゲーム?

舞台は年号2409年、再構成されたウプサラ地域Ullarakir。研究船HMS Solbrandに乗る新人“Spook”として、小型サブマリンで海底の沈没都市マップを調査していくよ。海洋考古っぽい手触りに、コズミックホラーと北欧神話の香りをひとさじ。物語の発端は、「なぜ太陽はこんなにうるさいのか?」って超スケールの謎。

プレイは大きく俯瞰(トップダウン)と接写(一人称)を切り替えて進行。海底を探索→気になる地点でプローブ・バイザーを使ってスキャン→拾った歴史の断片(Fragments)を艦内のアーカイブ超近接・高精細に観察して読み解く。クリック一発の単純パズルじゃなくて、手がかりを見落とさない観察力が試されるタイプ。

登場人物は船上クルーのCaptain/Tinker/Worder/Shimmer。無線での会話や見解の違いも手がかりになっていくし、Spookとしては遺骸に“同調”して死者と会話することもできる。ロア(世界観テキスト)は、詩や日誌、器物のキズや刻印にまで宿ってて、読み解きがいがあるよ。

ロケーション名も個性派ぞろい。Wingnut AsylumBotanical GardensImperfektumBlackened CathedralOld Observatory……神話と史実がミックスされた“海底ウプサラ”を、ソナー越しに少しずつ可視化していく過程が最高に気持ちいい。

コミュニティの反応は?

現時点(記事公開時)でSteamレビューは未掲載。だけどアナウンストレーラー公開後は、Redditのアドベンチャー系サブを中心に「海洋×神話の雰囲気」「アートと観察パズルの相性」への好意的な声が多め。ウィッシュリスト登録の動きも見られてて、初動の雰囲気は上々って感じ。公式サイトのプレスキットも丁寧で、開発の熱量が伝わってくる。

オススメや期待ポイント

  • “観察”が主役のパズル:拾った断片を細部までズームして読むデザイン。『Obra Dinn』や実地調査タイプのADVが好きなら絶対ハマる。
  • 視点スイッチの気持ちよさ俯瞰で地勢を掴み→一人称で精査、この行ったり来たりが“考古学ごっこ”としてほんと楽しい。
  • 神話×地元伝承×SFのブレンド:大げさじゃないけど深みのある語り口。テキストの余韻と手触りが良い。
  • 艦内コミュニケーション:Captainたちのコメントがヒントになったり、視点がズレてたりして、人間味のある導線が取れてる。
  • ロケーションの固有名が強い:場所そのものに人格がある感じ。名前を覚えるほどロアが繋がってくタイプ。

気になるところ(今後のアップデート待ち)

  • 日本語未対応:テキスト量がそれなりにありそうだから、ローカライズの有無は大きな注目ポイント。
  • 発売日・価格未定:続報のタイミング次第。体験版やテストの告知が来たら追ってレビューしたい。

まとめ

“速攻で爽快”とは真逆、ゆっくり燃える観察系ADV。海底遺跡を歩くみたいに、地名や人名、物語の断片を自分の手で繋げていくプロセスを丸ごと楽しめる作品だよ。あたしは、トップダウンで航路を引いて、艦内で断片を舐めるように読む、そのテンポの緩急がめっちゃ好み。もし日本語対応や体験版が来たら、プレイレポも全力でいくから期待してて。

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