砂に沈む神々の残響、飢えと取引と決断の毎日。『Vagrus – The Riven Realms』は、あたしが大好物の“読み応えある物語×資源管理×ターン制バトル”がガッツリ刺さる一本。キャラバン(隊商)を率いて、補給と士気、派閥の関係をにらみながら、濃厚なテキストイベントを読み進めるのが楽しいの。高難度だけど、無料デモもあるからまずは体験してみて。
基本情報
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| ゲームタイトル | Vagrus – The Riven Realms | 
| デベロッパー | Lost Pilgrims Studio | 
| パブリッシャー | Lost Pilgrims Studios | 
| ジャンル | RPG / ストラテジー / ターン制 / 経営・資源管理 | 
| 発売日 | 【PC】2021年10月5日 / 【PS・Xbox・Switch】2025年3月31日 | 
| 対応言語 | 英語/日本語あり | 
| 価格(定価) | ¥3,499 | 
どんなゲーム?
砂塵に閉ざされた大陸“Riven Realms”で、プレイヤーはVagrus(隊商の長)となって旅する。千年前に神々の怒りで文明が崩壊し、アンデッドや異形が跋扈する世界観はダークで重厚。
ゲームプレイは大きく3本柱。
- 旅と経営:ワールドマップをターンで進み、補給・休息・修理を回しながら目的地へ。食料・水・給金・士気・活力(Vigor)をケアしないと隊商が崩壊。交易で差益を出したり、護衛や探索の仕事で稼いだりと、ルート設計と在庫管理がめっちゃカギ。
 - 物語と選択:大量のテキストイベント&クエスト。勢力(派閥)との関係や同行仲間のロイヤリティに影響する選択が多く、読み物としても満腹感。背景“商人/傭兵/探検家”などのロールも効いてくる。
 - ターン制コンバット:仲間(Companion)を並べるライン型の戦術バトル。位置取り、支援スキル、デバフ管理が大事。勝てない時は物資や装備、編成の見直しもアリ。
 
また、「まずデモで試してね。難しいよ!」と開発自ら宣言するくらい手応えは高め。だけど慣れてくると交易の回し方やショートカット、キャンプの使い方がわかって一気に気持ちよくなるタイプ。読み物が好きで、計画を立てて動くのが好きなら確実にハマるはず。
拡張コンテンツ
- Sunfire and Moonshadow(2023):北西の巨大砂漠“Bronze Desert”が舞台。アハリ、キメラ軍団、ハンジャリの三勢力が絡む大型エリア追加。
 - Old Acquaintances(2024):Sedarias(黒陽の騎士)とJavek(タルキアンの術士)の2名の新コンパニオンが登場。どちらも長いロイヤリティクエスト持ち。さらにFreelancers’ Guildで傭兵を一時雇用できる新要素も。
 - Seekers of Knowledge(2022・無料):Sunken Towerに挑むダンジョン&Knowledge Ambitionという新たな勝利条件が追加。
 - At the Heart of Ruin(2025):山岳に囲まれた濃密で危険な新リージョンが追加。新敵・小勢力・多層的クエストが詰まってて、商人・傭兵・探検家のどの遊び方でも旨味あり。
 - Vorax(無料コンパニオン):腹ペコで陽気な不死の料理人が仲間入り。キャンプ料理のバフやサポート寄りの戦闘スキルが便利。
 
コミュニティの反応は?
Steamの総合評価は“Very Positive”。読み応えあるロアと物語、交易と派閥の絡みを推す声が多い。一方で、学習コストは高め、UIやテンポに慣れるまでが長いという意見も。Redditでは「世界観の厚みが唯一無二」「読み込みと計画立てがハマる」といったポジ反応が並びつつ、「難度は妥協なし」という注意喚起もチラホラ。要は刺さる人には超刺さるニッチ名作って評価感。
オススメや期待ポイント
- “キャラバン運営×物語”の唯一無二なミックス。物語主導だけど、経営や地理の理解がダイレクトに成果へ繋がるのが最高。
 - 読ませるテキスト&派閥政治。選択の積み重ねが旅路に影響して、リプレイも楽しい。
 - 拡張の継続展開。2025年のAt the Heart of Ruinでさらに旅先が増えた今が始めどき。まずは無料デモで手触りチェック、イケるならシーズンパスも候補に。
 
まとめ
手応え重視の硬派ストラテジーRPG。読み物好き、資源管理が好き、唯一無二の荒涼ダークファンタジーを味わいたいなら、ぜひ。あたしは旅路の設計図がハマる瞬間がたまらなかったよ。準備して、選んで、乗り切る。その積み重ねが“物語”になるのがこのゲームの真骨頂。
  
  
  
  
