コズミックホラー×釣り×探索って聞いた瞬間に刺さる人、絶対いるよね。あたしも一気にハマった。『DREDGE(ドレッジ)』は小舟で諸島を巡り、昼は穏やかに漁、夜は霧と怪異に震えながら帰港を目指すソロADV。漁具やライトを研究して船を拡張、危険な海域へ一歩ずつ踏み込んでいく進行がめちゃ気持ちいい。短めの1周がサクッと遊べて、DLCで世界がさらに広がるのがポイント。初めてでも安心して読めるように、基本からコミュニティの声までまとめるね。
基本情報
項目 | 内容 |
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ゲームタイトル | DREDGE(ドレッジ) |
デベロッパー | Black Salt Games |
パブリッシャー | Team17 Digital |
ジャンル | シングルプレイADV/釣り/コズミックホラー |
発売日 | 2023年3月30日(本体) |
対応プラットフォーム | PC(Windows/macOS)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X |
対応言語 | 日本語あり |
価格(定価の目安) | ¥2,800 |
どんなゲーム?
『DREDGE』は、群島「The Marrows」を起点に、小型トロール船で周辺の海を開拓していくソロ探索アドベンチャー。日中は釣りや引き揚げ(ドレッジ)で資材や秘宝を集め、夜は視界を奪う霧と不可解な現象に怯えつつ灯台や港へ帰還。売上で装備や船体を強化し、研究で新しい漁具・ヘッドライト・エンジンを解禁する――この“稼ぐ→投資→行動範囲拡大”のループが快感なんだよね。
操作はシンプルだけど、インベントリの収納がテトリス的パズルになってて、魚種や装備の形に合わせて積み上げるのが超楽しい。海域ごとに天候・潮・見え方が変わり、夜間は“正気度”の圧で焦りが増す演出が効いてる。ストーリーは寡黙で、手紙や住人の依頼からジワっと全体像が見えてくるタイプ。だからこそ、無言で海へ出て、音と光と手触りだけで進む体験が刺さるんだ。
コミュニティの反応は?
発売以降、Steamでは“圧倒的に好評”の評価帯で安定。雰囲気作りの巧さ、短時間でも満足度の高い進行、アップグレードの手触りが称賛されてる。一方で、釣りミニゲームが単調に感じる人や、ボリュームはやや短めとする意見も一定数あるよ。DLCでは拠点建設や追加海域・新魚種などが加わり、周回やビルドの遊びが増えたという声が多め。総じて“短編の良作を丁寧に磨いた”という受け止め方が中心かな。
オススメや期待ポイント
- 夜航の緊張感:霧が濃くなると幻影や岩礁が突然現れる演出がスリリング。帰港のルート取りもゲーム性になる。
- パズル収納×船拡張:限られた船室にどう詰めるかで収益とリスクが変わる。新装備で形状が変わるのも地味にハマる。
- 依頼と研究のテンポ:住人のサイド依頼→資金調達→研究→新装備のサイクルが軽快。忙しすぎず、ダレにくい。
- DLCで世界が増量:氷海系の新バイオームや、資源搬入で発展する“鉄骨リグ”の拠点など、遊びの軸が増えて再訪が楽しい。
- 短編×隙間時間に最適:10〜15時間前後で1周しやすく、クリア後に回収したくなる要素がしっかり残る。
まとめ
釣りゲーの穏やかさと、コズミックホラーの不穏さが同居する、ありそうでなかった一作。派手さはないけど、音・光・UI・手触りの“質感”で魅せるタイプだから、雰囲気モノが好きな人は高確率で刺さると思う。まずは本体で一航海、手応えが合えばDLCでさらに深海へ――そんな順番がオススメ。短めの尺にぎゅっと旨味を閉じ込めた、“帰港が待ち遠しくなる”海の物語だよ。