古代ローマ時代の名勝負を、ボドゲ感覚の読み合いでガチ再現。『Field of Glory II』は、正面で押さえて側面から崩す、その“定石”がちゃんと響く渋ウマ系タクティクスだよ。あたし的には、ZOCと士気崩壊の連鎖が気持ちよすぎ。ローマvsカルタゴの名場面を、君の采配で描き直しちゃお。
基本情報
項目 | 内容 |
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ゲームタイトル | Field of Glory II |
デベロッパー | Byzantine Games |
パブリッシャー | Slitherine Ltd. |
ジャンル | ターン制タクティカル/ウォーゲーム |
発売日 | 2017年10月12日 |
対応言語 | 英語(音声/字幕/UI)、フランス語・ドイツ語・スペイン語(字幕/UI) ※日本語なし |
価格(定価) | 3,400円 |
どんなゲーム?
『Field of Glory II』は、紀元前280〜25年の“ローマ興隆期”を舞台にしたターン制タクティクス。ヘクス上で部隊を動かし、正面・側面・背面の向きや地形、士気、ZOC(敵支配域)を総合して突破口を作るのが基本。戦闘は期待値+ダイスで解決されるから、分のいい殴り合いを積み重ねる読みが超大事。
モードは歴史シナリオ(カンナエ、ザマ、マグネシアほか)、カスタムバトル&ランダムマップ、キャンペーン。キャンペーンでは主力部隊が経験を引き継ぐから、育成の喜びもあるよ。さらにPBEM++の非同期マルチとシナリオエディタで、遊びの幅は無限大。
コミュニティの反応は?
- Steam全体評価は「非常に好評」。UIの分かりやすさと“ボードゲームを丁寧にデジタル化した手触り”が支持されてる印象。
- Redditでは「戦線で相手を噛ませつつ、騎兵や機動歩兵で側面を刺す」っていう定石がよく語られてて、地形適性(重歩兵が苦手な地形など)を踏まえた部隊配列の重要性も話題になりがち。
- 一方で「ダイス運に左右される」って不満もあるけど、そこは優位状況を積み上げてRNGを均すのがFoG2流、って感じだね。
オススメや期待ポイント
- “定石が通る”タクティクス:正面固定→側面衝撃→士気崩壊の連鎖が美しい。基礎を覚えるほど勝率が上がるタイプ。
- 勢力×シナリオの多彩さ:ローマ、カルタゴ、ヘレニズム、ガリア、パルティア、インドなど、編成の色が濃くて研究しがいMAX。
- Empires連携(Masters Edition):グランドストラテジー『Field of Glory: Empires』の会戦をFoG2で解決する遊び方は、歴史箱庭×会戦タクティクスの“いいとこ取り”。
- DLCで時代を広げる:
- Immortal Fire(アレクサンドロス周辺)
- Legions Triumphant(ローマ後期)
- Age of Belisarius(西ローマ滅亡後〜東ローマの反攻)
- Rise of Persia(新アッシリア衰退〜アケメネス台頭)
- Wolves at the Gate(“暗黒時代”〜ヴァイキング時代手前)
- Swifter than Eagles(戦車全盛期まで時代を遡行)
まとめ
“読み合い”がちゃんと報われる古代会戦タクティクスの決定版。派手な演出より局地的な有利の積み重ねを楽しめる人に刺さるよ。日本語は未対応だけど、用語はシンプル寄りだから慣れればOK。まずはチュートリアルと歴史シナリオ:カンナエで、側面一撃の快感を掴んでみて。