Field of Glory II初心者攻略ガイド|第5回:編成・初期配置・先手プランの最適化——戦う前から勝ちを“仕込む”

ゲームマニュアル

やっほー、遊楽あいらだよ。今日は出撃前の準備をガッツリ磨く回。編成(何を連れていくか)/初期配置(どこに置くか)/先手プラン(最初の3ターンで何をするか)を手順化して、試合開始の時点で半分勝ってる状態を作っていくね。ここが整うと、同じ操作でも勝率がグンと上がるから、落ち着いて順番どおり進めよ。


1. この記事でおぼえること

  1. 予算別の“役割配分”テンプレを覚える
  2. マップ別の“勝つ面/耐える面”の設計ができる
  3. 第1〜3ターンの脚本(何を誰がどこまでやるか)を組める

2. 予算別・役割配分テンプレ(迷ったらこれ)

あたしの鉄板は、部隊を役割タグで数えるやり方(第3回でやったやつ)。編成画面では兵科名より役割の枚数を先に決めると迷わないよ。

小規模(低予算)

  • アンカー×2/ハンマー×1/スクリーン×2/サポート×1
    → 受ける壁をまず2枚確保。決定打は1枚だけど、スクリーン2で釣って道を作る

標準(中予算)

  • アンカー×3/ハンマー×2/スクリーン×2/サポート×2
    → 一番扱いやすい比率。片翼圧縮(左右どっちかを厚くする)で面崩し。

大規模(高予算)

  • アンカー×4/ハンマー×3/スクリーン×3/サポート×3
    予備1枚(どの役割でもOK)を必ずつける。乱戦時の“穴埋め即応”が超大事。

迷ったら:アンカー≧ハンマー=サポート>スクリーン。地形が凸凹なら軽歩・射撃を厚め、平地なら重歩・騎兵を厚め。


3. マップを“勝つ面/耐える面”に割る

最初にやるのは地図の2色塗り

  • 勝つ面(攻め面):包囲や側面を作りやすい、あるいは高所で射撃が刺さる側。ここにハンマー2+サポ2を寄せる。
  • 耐える面(守り面):凸凹で進みにくい、狭路で時間を稼げる側。ここにアンカー厚め

マップ別プリセット

マップタイプ勝つ面の作り方耐える面の置き方一言メモ
完全平地(オープン)片翼に厚く寄せて幅取り→面崩し中央をアンカー列で曲げない騎兵活躍。端を薄くしない
丘が偏在高所を先取りして射撃拠点化低地側で受けて時間稼ぎ高所からの射撃→突撃の黄金パターン
森・rough多め軽歩+散兵で釣り出し→側面差し重歩は無理せず斜行で寄る凸凹は厚み。2列運用が安定
狭路・川・橋狭路の出口にハンマー待機橋頭堡にアンカー固め吸い込み→叩く。無理突撃しない
市街・障害物多射線の通る路地を一本確保角待ちで受け、回り込み拒否小回り兵科が光る。無理撃ちはNG

4. 初期配置10原則

  1. 将軍の指揮範囲に主力が入ってる?
  2. ハンマーは左右に1枚ずつ(どっちでも刺せるよう保険)。
  3. サポ射撃は高所/正面角を取れる位置?
  4. スクリーンの退路(後ろ1〜2マス)が確保されてる?
  5. 端(ウィング)が薄くなってない?
  6. 勝つ面に2枚の“同時仕掛け”が置けるか(ハンマー+射撃の距離感)。
  7. 耐える面は2列で厚みがある?
  8. 斜め移動を強要する向きになってない?初動まっすぐ進める向きに揃えた?
  9. 退路封鎖役(軽騎)のスタート位置が背後レーンを見られる?
  10. 最後に“1ターン後の位置”を各ユニットで想像してみる(向き直し含めAP内に収まる?)。

5. 先手/後手プランの分岐

先手を取れたら(攻め脚本)

  • T1:位置取り——勝つ面へハンマー前進、射撃は角度作り。スクリーンで相手前に“靄”を撒く。
  • T2:剥がし——射撃集中で1体をDisrupted以上に。アンカーで正面固定。
  • T3:差し込み——側面レーンを開通→ハンマー突撃。軽騎が背後1マスを先占して逃げ道封鎖。

後手の時(受け脚本)

  • T1:整える——前進しすぎず、まっすぐ受けられる向きを作る。端を厚く。
  • T2:相手の伸びを利用——スクリーンで釣って角度をズラす。
  • T3:逆手——相手の間延び箇所にカウンター突撃。高所や狭路へ押し返す。

重要:T3で勝負が決まる設計にする。決まらなかったら“止血”へ即切替(向き直し・厚み増し・退路確保)。


6. 役割ごとの“初動ルール”

  • アンカー(受け):T1は“曲げないこと”が仕事。深追い禁止、2列目と“顔を合わせる”。
  • ハンマー(決定打):T1は走らない。差し込みレーンの整備が先。T2〜3で入る。
  • スクリーン(遅延):T1は釣り位置(敵のZOCに絡まれずに足を止めさせる)、T2で下げて生存優先。
  • サポート(射撃・補助):T1は角度合わせ、T2で集中、T3は撃ち漏らしの止め or 封鎖補助。

7. 予備(リザーブ)の置き方——勝率を上げる最小コスト

  • 中央後方に1枚。左右どちらにも2ターンで届く距離に。
  • 役割は万能枠(中装歩兵が理想)。穴が空いた列へ即投入。
  • 予備に将軍を付けると瓦解時の立て直しが早い。
  • 予備は「余り」じゃない。使わなかったら勝ち、使っても負け筋を消せれば御の字。

8. サンプル構成(標準マップ想定)

パターンA:平地寄り

  • アンカー:重歩兵×3
  • ハンマー:重騎兵×2
  • スクリーン:軽歩×2
  • サポート:弓×2
  • 予備:中装歩×1(将軍帯同)
    → 片翼圧縮で射撃→騎兵。中央は重歩で曲げない。

パターンB:凸凹・森多め

  • アンカー:中装歩×2、重歩×1
  • ハンマー:中装突撃歩×1、軽騎×1
  • スクリーン:軽歩×3
  • サポート:弓×2
  • 予備:中装歩×1
    → 釣り→射撃崩し→歩兵差し込み。騎兵は封鎖と掃除役。

パターンC:丘+狭路

  • アンカー:重歩×2、長槍×1
  • ハンマー:中装突撃歩×2
  • スクリーン:軽歩×2
  • サポート:弩or弓×3(高所)
  • 予備:中装歩×1
    → 高所制圧→出口で面殴り。長槍は門番、騎兵は最小。

9. “第1〜3ターン脚本”の作り方

  1. 勝つ面を宣言
  2. 役割配置
     右:ハンマー2+サポ2+スク1/中央:アンカー2+サポ1/左:アンカー1+スク1+予備
  3. T1 角度合わせ・ライン整形・スク前出し
  4. T2 射撃集中→Disrupted以上→アンカーでピン
  5. T3 側面差し込み→軽騎が背後1マス封鎖→止血の準備

このテンプレに、マップ要素(丘/狭路/森)をオプションで足すだけで、そのまま運用できるよ。


10. ありがちな配置ミス→その場で直す

  • 端が薄い:予備を端へ寄せる。スクリーン1を端見張りへ。
  • サポ射撃が撃てない:T1は無理撃ちせず、一歩動いて角度を作る。
  • ハンマーが遠い:中央に寄せて左右どちらにも行ける中継に置く。
  • 斜め移動強要:配置段階で向きを修正。初手まっすぐの整列を優先。
  • 将軍が孤立:前線の後ろ1〜2マスへ移す。退路の安全を確認。

11. チェックリスト

  • 役割配分はテンプレ比率から大きくズレてない?
  • 勝つ面にハンマー2+サポ2を寄せた? 耐える面はアンカー厚め
  • 射撃は高所 or 正面角を確保した?
  • スクリーンの退路見張り(端ケア)はある?
  • 予備1枚、左右2ターンで届く位置に置いた?

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