TRPGの濃ゆ〜い戦闘とビルド遊びを、軽めサイズでガチっと体験できる一作『Low Magic Age』。あたし的には、アリーナでビルド検証→アドベンチャーで長旅、の無限ループが気持ちよすぎ。D&D系のルール由来で、側面・突撃・遮蔽みたいな“数字で語る戦術”が好きな人に刺さるやつ。早期アクセス長めだけど、今から触っても十分遊べるから安心してね。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
ゲームタイトル | Low Magic Age |
デベロッパー | Low Magic Studios |
パブリッシャー | Low Magic Studios |
ジャンル | ターン制RPG/タクティカル/パーティ制/ダンジョンクロウル |
発売日 | 2017年1月10日(早期アクセス) |
対応言語 | 英語/中国語(簡体・繁体)/フランス語/日本語/イタリア語/スペイン語 ほか |
価格(定価) | 1,700円(Steam) |
どんなゲーム?
『Low Magic Age』は、OGL(Open Game License)由来のTRPGルールを土台にしたクラシック寄りのターン制RPG。舞台は中世ファンタジー。街や村を巡って補給・依頼受注・交易をこなしつつ、洞窟や遺跡のランダムダンジョンへ挑む感じ。戦闘はグリッド上のパーティ制で、視界・フォグ・側面・突撃・伏せ・カバーなどの状況修正がしっかり機能する“数値戦術”が主役。命中率やダメージのレンジ表示が丁寧なので、手番ごとに選択が気持ちよく決まるよ。
モードは大きく2つ。
- Adventure(アドベンチャー):オープンサンドボックス。地形が異なるワールドを旅して、各地の街で物資や装備を整えたり、掲示板の仕事をこなして評判を上げたり。交易品の地域差を活かした売買もあるから、稼ぎプレイも捗る。
- Arena(アリーナ):高速戦闘モード。装備とスキル構成を色々試して、“今のビルド、ほんとに強い?”を即検証できる。戦利品で装備を更新→再挑戦のループが中毒性高め。
ファンタジー種族・職業・魔法・戦技のバリエーションが多く、100種以上の“古典”モンスターも登場。小さなサイズ感のゲームだけど、ビルドの自由度とリプレイ性はしっかり“濃い”。
コミュニティの反応は?
- Steamレビューは概ね「非常に好評」。直近のレビューも好調で、戦闘のやみつき感とサンドボックスの回しやすさを推す声が目立つ。
- フォーラム/Redditでも話題は継続。見た目がToME系タイルに近いレトロ味で好き派、EAが長い点は様子見派、みたいに賛否バランスはあるけど、戦闘そのものへの評価は安定して高い印象。
オススメや期待ポイント
- OGL由来のコア手触り:命中・状況修正・行動経済のロジックが堅く、毎手番の“判断のキモチよさ”がある。側面取りや、前衛でロックして後衛で落とすみたいな定石がハマる。
- ビルド検証が速い:アリーナで装備やスキル構成をサクッと試せるから、アドベンチャーの難所に挑む前の準備が超スマート。
- 交易&依頼のサンドボックス:街ごとの特産と価格差で小銭稼ぎ→装備更新→また冒険、のルーティンが気持ちいい。運搬ルートを自分なりに最適化する楽しさもあり。
- 軽量&シンプルUI:小さなダウンロードサイズに対して情報表示が整理されてて、初見でも迷いづらい。ちょっとしたスキマ時間でも進めやすいのが良き。
- 日本語対応:UI・テキストでの日本語サポートがあるので、ルール由来の用語も理解しやすい。数字で詰めるタイプの人は特に恩恵が大きいはず。
気になるかも?のポイント(正直メモ)
- 早期アクセスが長期:2017年開始のEAなので、完成時期の見通しは正直読みづらい。とはいえアップデートは継続しており、今遊べる“核”はすでに濃い。
- 物語性は控えめ:ストーリー主導というより、ビルドと戦闘・探索を自分で回す遊び。厚いメインクエストを求める人は好みが分かれるかも。
まとめ
数字で戦うタクティカルRPGが好きな人には、かなり刺さる一本。アリーナでビルドを磨き、アドベンチャーで実戦投入という“研究→実践”のサイクルが唯一無二。EAゆえの長期戦はあるけど、今の時点でも“戦闘の快感”は完成度高め。あたしはこのタイプ、ずっと触っちゃうやつ。