ターン制戦闘の基本
戦闘画面の様子: 戦闘は見下ろし型のマップ上で展開して、プレイヤーと敵が交互にターンを行うよ。
MENACEの戦闘はオーソドックスなターン制タクティクスだけど、ユニットの行動順が自由に決められるのが特徴なの。自軍のターン中は、どの分隊から動かすかをプレイヤーが好きに決めてOKなんだ。他の多くのゲームにあるような、素早さで決まる行動順(イニシアチブ)は存在しないの。各ターンで自軍の全分隊が一巡するまでは、同じ分隊を繰り返し動かすことはできないんだけど、どの順番で動かすかは自由に入れ替えOKだよ。
この仕組みを利用して、ターン終了時と次のターン開始時に同じ部隊を連続で行動させる戦術も可能だよ。例えば、あるターンの終わり際に戦車部隊を前進させて配置につけておいて、ラウンドが切り替わった次のターン最初にその戦車で攻撃する…なんてコンボもできちゃう。
でも、序盤に部隊を突っ込みすぎるのは禁物だよ。自軍ターンの最初から調子に乗って突っ込みすぎて複数の敵集団に遭遇しちゃうと、その後の敵ターンで残りの敵勢力に集中攻撃されちゃうからね。敵勢力は、こっち(自軍)よりもたくさんの部隊を抱えてることもあるんだ。それだと、こちらの全分隊が動き終わる前に、敵側の複数部隊が連続で行動してくることだってあるからね。
最初の一手で視界内に敵を引き込みすぎちゃうと、次に行動するまでに大きな被害を受けかねないよ。行動順を工夫して有利を取るのは大事だけど、無謀な突撃は絶対やめておこうね。
それと、行動管理の基本として、各分隊には**行動ポイント(AP, Action Points)**が割り当てられているってことも覚えておいてね。移動とか攻撃、スキル使用とか、すべてのアクションは決まったAPを消費するんだ。例えばね、「しゃがむ」動作には20AP、「ライフル射撃」には40APが必要…って感じで、画面上には各アクションのコストが数値で表示されるよ。
限られたAPをどう使うか、移動と攻撃のどっちを優先するか…そういう判断も戦術のうちの一つなんだ。今このユニットで攻撃するべきか、それとも次のターンに備えてAPを温存するべきか…常にAP残量を意識して立ち回ろうね。
遮蔽物の活用と移動
戦闘ではね、遮蔽物(カバー)と部隊の位置取りが勝敗、ていうか生死を分けるの。マップ上の建物とか岩とかの地形は有効な遮蔽物になってくれて、被弾したり見つかったりするリスクをグッと減らしてくれるんだ。
各ヘックス(マス)の遮蔽効果は、方向次第で全然変わってくるんだ。例えば、左側に建物があるヘックスならその方向からの攻撃はバッチリ防げるけど、右側とか後ろから攻撃されたら丸見え…なんて状況も起こり得るよ。
だから、敵との位置関係と周囲の地形は常にチェックして、できるだけ遮蔽物に身を寄せるクセをつけようね。市街地戦だと建物が視界を遮って奇襲されやすくなるから、開けた場所以上に慎重なクリアリング(索敵)が必要になってくるよ。
もし遮蔽物が少ない開けた場所に出ちゃうときは、「しゃがむ」動作を上手く使ってね。ホットキーのXキーを押せばAPを消費してユニットがしゃがみ状態になって、身を低くすることで防御ボーナスが得られるんだ。
低い障害物しかない場所とか、野原のど真ん中みたいなところでは、この「しゃがみ」が生存率を上げる超重要な手段になるよ。ただし、しゃがんでる間は移動できないから要注意!動くにはもう一度APを消費して立ち上がらないとダメだよ。
敵と交戦中じゃなくて移動がメインの場面では立ち上がってOK。一方で、敵の射線に晒されやすい場面では迷わずしゃがむ!…みたいに、状況に応じて切り替えてね。
車両部隊も遮蔽物を使えるけど、建物の陰に隠れると今度は逆に射線(ラインオブサイト)が通らなくなるってところには注意して。特に市街地みたいに障害物が多いマップでは、車両はむやみに突っ込まずに、ゆっくり前進しながらクリアリングするのがオススメだよ。
一度にグイッと進みすぎちゃうと、曲がり角の先で待ち伏せてた敵歩兵に側面とか後ろから奇襲される危険があるからね。遮蔽物を使うときは、「自分はこちらから撃てる?」って視点でも考えて、射線(攻撃できるライン)と防御のバランスが取れたポジショニングを意識しようね。
最後にもう一つ、APが余ってるからって無理に動かないことも大切だよ。安全な遮蔽の中にいるなら、あえて残りAPを使い切らずに待機しとく勇気も必要だからね。
「APを無駄にしたらもったいない!」って思って飛び出すより、何もせずにターンを終わらせてでも遮蔽内に留まったほうが、結果的に被害を減らせることもあるんだ。生き残ることが何よりも大事!防御重視で動くべき場面では、焦らずじっと耐え凌ごうね。
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